top of page
検索
一色に菊白しきるまじと思ふ
[表] 一色に菊白しきるまじと思ふ 碧 [説明] 碧梧桐が三千里の旅で、秋田県・西馬音内に訪れた際、紫陽花という俳人(本名:柴田政太郎)の別荘「対川荘」に逗留した。 句は句集に残っていないが、三千里の明治40年8月12日に「対川荘」に訪れた記載があり、その際に「家の側に、小...
時鳥川上へ啼移る朝乃窓あけて居る
[裏] 時鳥川上へ啼移る朝乃窓あけて居る 碧 趣在有無聞 碧題 我が文化の先人を頌徳し、ご当地の更なる発展を祈念して本碑を建立す 丁卯 文化の日 松山市在住 拓本研究会 福岡治直 大洲市桝形 石匠福岡建憲 [説明] 愛南町の諏訪神社に建つ句碑。...
江の椿赤きに舟のかゝりけり
[表] 江の椿赤きに舟のかゝりけり 碧梧桐 ※以下省略 [説明] 愛媛県松山市に鎮座する椿神社。俳都・松山に建つ神社として、句碑玉垣の奉納を受け付けている。自作句・有名俳人句を中心とした中、碧梧桐の俳句は本句を含めて3句を確認。 書は恐らく、奉納された方の自筆。...
さくら活けた花屑の中から一枝拾ふ
[表] さくら活けた花屑の中から一枝拾ふ 碧梧桐 ※以下省略 [説明] 愛媛県松山市に鎮座する椿神社。俳都・松山に建つ神社として、句碑玉垣の奉納を受け付けている。自作句・有名俳人句を中心とした中、碧梧桐の俳句は本句を含めて3句を確認。 書は恐らく、奉納された方の自筆。...
まこと心耳澄む蟬や楼門の景
[表] まこと心耳澄む蟬や楼門の景 碧梧桐 ※以下省略 [説明] 愛媛県松山市に鎮座する椿神社。俳都・松山に建つ神社として、句碑玉垣の奉納を受け付けている。自作句・有名俳人句を中心とした中、碧梧桐の俳句は本句を含めて3句を確認。 書は恐らく、奉納された方の自筆。...
一弁散り一弁朴のほぐれ行く
[表] 一弁散り一弁朴のほぐれ行く 碧梧桐 [説明] えひめ森林公園には愛媛県出身やゆかりの俳人や歌人の作品の碑が点在しており、句碑・歌碑めぐりができる。ハイキング程度の登山。 本句碑は木製。そばに朴の木もある。 https://ehime-sinrinkouen.com/...
夾竹桃赤いものを振り捨てんとす
[表] 夾竹桃赤いものを振り捨てんとす 碧梧桐 [説明] えひめ森林公園には愛媛県出身やゆかりの俳人や歌人の作品の碑が点在しており、句碑・歌碑めぐりができる。ハイキング程度の登山。 本句碑は木製。 https://ehime-sinrinkouen.com/informat...
我ら聖地の巡礼の瓜店にての言葉
[表] 一我ら聖地の巡礼の瓜店にての言葉 碧 [説明] 四国八十八ヶ所の八十八番目、香川県の大窪寺の近くにある旅館「竹屋敷」の庭にある句碑。「竹屋敷」には山頭火の句碑がたくさんあるが、なぜか一基だけ碧梧桐のもの。 『墨美 164号』によると、元の書は、碧梧桐の弟子である麻野...
一軒家も過ぎおちばする風のまゝに行く
[表] 一軒家も過ぎおちばする風のまゝに行く 碧 [裏] 河東碧梧桐句碑 碧梧桐は大正十三年深秋のこの地を探勝し、下畑野川の 渡部紋平家に立ち寄りこの句を揮毫した。 ここに俳諧先覚者の顕彰と当地来遊を記念して 句碑を建設するものである。 昭和五十五年十一月吉日...
飛咲きの菜種もあるや林檎園
[表] 飛咲きの菜種もあるや林檎園 河東碧梧桐 [側面(説明文)] 河東碧梧桐(かわひがしへきごとう) 明治6年(1873)生れ~昭和12年(1937)没 俳人、本名秉五郎(へいごろう)。伊予(愛媛県)松山に生れ、三高に入学し1年で二校に転校し中退。高浜虚子とともに正岡子規...
明るくて桃の花に菜たねさしそふる
[表] 明るくて桃の花に菜たねさしそふる [説明文] ⑦河東碧梧桐歌碑 明るくて 桃の花に 菜たね さしそぶる 河東碧梧桐は明治六年(一八七三)、愛媛県松山市に生まれました。 正岡子規に師事し俳句を学びましたが、子規の亡くなった後、あくまで写生が句作の中心と唱えた同門の高浜...
安らかに静かに囀りの中に
[表] 隈部家之墓 [裏] 安らかに静かに囀りの中に 碧 ※裏が碧梧桐の句 [側面] 父 角蔵 明治四十一年一月十日死 母 タキ 大正二年十二月廿九日死 嫡子 親義 大正六年十二月建之 [説明] 碧門の隈部青柚が亡き両親のために建立したもの。...
愕然としてひるねさめたる一人哉
[表] 愕然としてひるねさめたる一人哉 碧 [説明文] 愕然としてひるねさめたる一人哉 碧(梧桐) 河東碧梧桐。本名 秉五郎。 一八七三(明治六)年二月二十六日生まれ。 一九三七(昭和十二)年二月一日没。六十四歳。 勿體なや祖師ハかみ衣の九十年 句佛 大谷句佛。本名 光演。...
艸をぬく根の白さに深さに堪へぬ
[表] 若尾仲五郎墓 [裏] 艸をぬく根の白さに深さに堪へぬ 碧 ※裏が碧梧桐の句 [右側面] 天保八丁酉年十一月廿八日生 明治卅一丁酉年六月十二日歿 [左側面] 若尾丈六長男 享年六十有二 [墓誌] 若尾仲五郎墓 経年の傷みにより 改墓を施す 平成十九年八月十五日...
しほのよいふなあしをせとのかもめは鷗づれ
[表] しほのよいふなあしをせとのかもめは鷗づれ [説明] 個人宅にある碑。所有していた本に掲載があった書を元に碑を作成。 場所: 松山市内の個人宅 最終来訪日時:2023.2.12
炉の火箸手にとれば火によせてのみ
[表] 炉の火箸手にとれば火によせてのみ [説明] 個人宅にある碑。所有していた本に掲載があった書を元に碑を作成。 場所: 松山市内の個人宅 最終来訪日時:2023.2.12
春かけて旅すればしら紙の残りなくもう
[表] 春かけて旅すればしら紙の残りなくもう 碧[印] [説明] 洲本の医者、島氏の一代前である島太郎氏により昭和5年に建立。この句碑が建つ文学の森と呼ばれる石碑の巣窟は島太郎氏によるもの。 揮毫の書は、島太郎氏の一代前の島氏が自宅に碧梧桐を招いて書いてもらったものとのこと...
袖ふれておのれを菊を客の顧み
[表] 袖ふれておのれを菊を客の顧み 碧[印] [説明] 洲本の医者、島氏の一代前である島太郎氏により昭和5年に建立。この句碑が建つ文学の森と呼ばれる石碑の巣窟は島太郎氏によるもの。 揮毫の書は、島太郎氏の一代前の島氏が自宅に碧梧桐を招いて書いてもらったものとのこと。...
bottom of page