碧梧桐句碑一色に菊白しきるまじと思ふ[表] 一色に菊白しきるまじと思ふ 碧 [説明] 碧梧桐が三千里の旅で、秋田県・西馬音内に訪れた際、紫陽花という俳人(本名:柴田政太郎)の別荘「対川荘」に逗留した。 句は句集に残っていないが、三千里の明治40年8月12日に「対川荘」に訪れた記載があり、その際に「家の側に、小...
碧梧桐句碑飛咲きの菜種もあるや林檎園[表] 飛咲きの菜種もあるや林檎園 河東碧梧桐 [側面(説明文)] 河東碧梧桐(かわひがしへきごとう) 明治6年(1873)生れ~昭和12年(1937)没 俳人、本名秉五郎(へいごろう)。伊予(愛媛県)松山に生れ、三高に入学し1年で二校に転校し中退。高浜虚子とともに正岡子規...
碧梧桐句碑人首と書いて何と読む寒さかな[表] 吟 碧梧桐 人首と書いて何と読む寒さかな 明治丗九年十弐七日 当地訪ねし折の句也 [裏] ※未読 [説明] 三千里の旅の途次、碧梧桐が人首の地を訪れた時の句。 「十二月七日。半晴。 きょうは十三里の道を遠野に行く予定である。人首まで六里を車行ときめた。七時半出発。(...
碧梧桐句碑漁家三四菊うゑて松の中にあり[表] 松川浦十二景之和歌 松川浦 儀同三司藤原基福 春やなをたぐひもなみのあけぼのにかすむみどりの松川のうら園 従一位基福 春や猶たくひも浪の曙にかすむミとりの松川のうら 水茎山 亜相源通誠 うつし絵もおよばむものか桜さく水茎山のはるのおもかげ...