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愕然としてひるねさめたる一人哉
[表] 愕然としてひるねさめたる一人哉 碧 [説明文] 愕然としてひるねさめたる一人哉 碧(梧桐) 河東碧梧桐。本名 秉五郎。 一八七三(明治六)年二月二十六日生まれ。 一九三七(昭和十二)年二月一日没。六十四歳。 勿體なや祖師ハかみ衣の九十年 句佛 大谷句佛。本名 光演。...


春かけて旅すればしら紙の残りなくもう
[表] 春かけて旅すればしら紙の残りなくもう 碧[印] [説明] 洲本の医者、島氏の一代前である島太郎氏により昭和5年に建立。この句碑が建つ文学の森と呼ばれる石碑の巣窟は島太郎氏によるもの。 揮毫の書は、島太郎氏の一代前の島氏が自宅に碧梧桐を招いて書いてもらったものとのこと...


袖ふれておのれを菊を客の顧み
[表] 袖ふれておのれを菊を客の顧み 碧[印] [説明] 洲本の医者、島氏の一代前である島太郎氏により昭和5年に建立。この句碑が建つ文学の森と呼ばれる石碑の巣窟は島太郎氏によるもの。 揮毫の書は、島太郎氏の一代前の島氏が自宅に碧梧桐を招いて書いてもらったものとのこと。...


跳びあへず渦巻く鮎のひねもすなる哉
[表] 播州寐覺 跳びあへず渦巻く鮎のひねもすなる哉 [説明文] 播州寐覺 跳びあへず渦巻く鮎のひねもすなる哉 大正五年五月二十八日、河東碧梧桐が闘龍灘を訪れたときの句である。 六朝風《りくちょうふう》書体で大幅にしたためた句を闘龍灘の大岸壁に彫り刻む計画であったが中断とな...


小春雲綿と飛ぶ松沈むかと
[表] 大内峠 小春雲綿と飛ぶ松沈むかと 碧 [裏] 大正三年仲春 蘇江 無垢助 洗心 [説明] 碧梧桐は続三千里の旅(明治42年11月頃)でこの天橋立周辺に訪れており、下駄で大内峠に登る。 大正3年11月、成相山や桜山に訪れ、その次の日にこの地の俳人たちとともに大内峠に登...
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