碧梧桐句碑明るくて桃の花に菜たねさしそふる[表] 明るくて桃の花に菜たねさしそふる [説明文] ⑦河東碧梧桐歌碑 明るくて 桃の花に 菜たね さしそぶる 河東碧梧桐は明治六年(一八七三)、愛媛県松山市に生まれました。 正岡子規に師事し俳句を学びましたが、子規の亡くなった後、あくまで写生が句作の中心と唱えた同門の高浜...
碧梧桐句碑闇中に山ぞ聳つ鵜川哉[表] 闇中に山ぞ聳つ鵜川哉 碧[印] [裏] 昭和十三年冬建立 岐阜ロータリー俱楽部 [説明文(現在は無し)] 闇中《あんちゅう》に山ぞ聳《そびえた》つ鵜川かな この句は近代俳句の○○の一つである俳句選集「春夏秋冬」の夏の部に「闇中に山ぞ聳つ鵜川かな」の形で収められている...
碧梧桐句碑交りをかへまし濁酒酌みにけり[表] 交りをかへまし濁酒酌みにけり 碧梧桐 [説明] 「松籟くひむら」という、30基あまりの句碑が集められているところが、岐阜県岐阜市の真福寺本堂の裏にある。 このくひむらの中心に、酒に関する俳句が集められている「酒塚」と呼ばれる句碑がある。...
碧梧桐句碑庵に在りて風飄々の夏衣[表] 庵に在りて風飄々の夏衣 碧 寸人豆馬亭百歳記念 [説明] 養老公園と豆馬亭の百周年を記念して豆馬亭の当主が建立。 碧梧桐は昭和9年(1934)より11年まで数度、岐阜市鏡島の門弟塩谷鵜平(えんや うへい)の案内で大垣、養老に訪れ、句会・揮毫(きごう)会を催している。...
碧梧桐句碑知多郡鵜の山にて 鵜の音雛(モロ)とも巣立つがもろ音[表] 知多郡鵜の山にて 鵜の音雛(モロ)とも巣立つがもろ音 碧 [裏] 昭和十一年五月南遷移の途次茲に〇を曳きて吟あり 昭和二十四年五月 建立者 半田市 吉田榮 浅田斗南 喜谷六花 書[印] [説明] 碧梧桐は大正13年以降数回、愛知県知多半島地方に訪れている。...