[表]
大内峠 小春雲綿と飛ぶ松沈むかと 碧
[裏]
大正三年仲春
蘇江
無垢助
洗心
[説明]
碧梧桐は続三千里の旅(明治42年11月頃)でこの天橋立周辺に訪れており、下駄で大内峠に登る。
大正3年11月、成相山や桜山に訪れ、その次の日にこの地の俳人たちとともに大内峠に登っており、句碑はそのときのものか?
当地には、その後蕪村研究のため10回ほど訪れている。
場所:
与謝野町岩滝地区にある大内峠、一字観公園内にある妙見宮の参道入口
来訪日時:2021.10.22
参考文献:
・小室万吉編,洗心集,昭和8(1933)年4月(,p425-427)
・西野信明著,丹後文学散歩(,p34)
・岩滝町役場編,岩滝町誌,昭和45(1970)年9月(,p722-723)
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