top of page

我ら聖地の巡礼の瓜店にての言葉

[表]

一我ら聖地の巡礼の瓜店にての言葉 碧


[説明]

四国八十八ヶ所の八十八番目、香川県の大窪寺の近くにある旅館「竹屋敷」の庭にある句碑。「竹屋敷」には山頭火の句碑がたくさんあるが、なぜか一基だけ碧梧桐のもの。

『墨美 164号』によると、元の書は、碧梧桐の弟子である麻野微笑子の息子である隆平氏所蔵(当時)。

大正7年と記載がある。俳句自体は大正7年のものであるが、書自体が大正7年のものであるかは不明。

碧梧桐は大正7年4月~7月末まで支那旅行に出かけており、本句は曲阜で詠んだもの。

微笑子所蔵の碧梧桐の書がなぜ句碑になって竹屋敷にあるのかは謎だが、句の情景がお遍路の情景に見合うと採用されたか?


場所:



最終来訪日時:2023年7月8日


・『墨美 164号』,墨美社,昭和41(1966)年12月号


Comments


bottom of page