散る頃乃櫻隣のも吹きさそひ来る
- 句碑 碧
- 2022年7月27日
- 読了時間: 1分
更新日:2023年11月19日
[表]
碧 散る頃乃櫻隣のも吹きさそひ来る
[説明]
大正15年4月発行『三昧』に載る句。
『革新の書人 河東碧梧桐』164ページによると、平成21年当時の宇佐神社宮司の本澤氏により建てられた。真筆は、神社北隣に住む植松氏の蔵とのこと。「鶴亀帖」と名付けられた折帖仕立ての中の一葉で、植松氏の伯父にあたる政治家小西和(海南)の秘蔵品であったとのこと。
同書201ページの碧梧桐略年譜によると、昭和2年12月、四国へ旅し観音寺で越年している。そのときのものか。
場所:
宇佐神社境内 手水舎の裏の岩(下図2枚目の左の方)に、石碑がはめ込まれている
最終来訪日時:2023.7.8
参考文献:
・『碧梧桐へきごとうHEKIGOTOU』公共財団法人柿衞文庫,平成29(2017)年4月,p79 ・島田三光著『革新の書人 河東碧梧桐』,思文閣出版,平成21(2009)年12月発行,p164
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