[表]
鮎の初漁の日橋のそこらまで出ぬ 碧
[裏]
昭和初年 出水ニ来遊シタ
河東碧梧桐ガ タマタマ鮎ノ
初漁ニアツテノ句デアル
一九六二 六 一 建立
広瀬川漁協
市観光協会
市文化協会
[説明]
碧梧桐が大正15年に出水に来訪した際に、西照寺の井上徳命師に短冊を贈り、その字を刻んだ句碑。6月1日の鮎の初漁を行っている人々の様子を詠んだものだと思われる。
元々は広瀬橋の入り口左側に立っていたが、昭和59年に市立図書館の前に移動、現在もそこにある。
場所:
米ノ津川側の道路沿いにあり、傍に芭蕉の碑もある
最終来訪日時:2022.5.6
参考文献:
・『出水の文化財 史跡と文化財 改』出水市教育委員会,平成14(2002)年3月発行(再改定版),p93-94
・『鹿児島の文学碑』国書刊行会,昭和57(1982)年1月発行,p98
・『ふるさとの歴史を訪ねて』出水市教育委員会,出水市教頭会,出水市教材開発委員会,昭和63(1988)年3月発行,p20
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