[表]
門構へ小城下ながら足袋屋かな 碧梧桐
[裏]
門構へ小城下ながら足袋屋かな 碧梧桐
河東碧梧桐《へきごとう》(一八七三~一九三七)
明治三八年一二月冬の句。松山は十五万石の下城下である。城北方面は職人や商人の町でにぎわっていた。「碧梧桐句集」より。
[説明]
平成20年3月建立。「松山城」や城下周辺に縁のある句が選ばれ、整備された。
句について、喜谷六花編の『碧梧桐句集』に記載があった。大須賀乙字編の『碧梧桐句集』では「角構へ小城下ながら足袋屋かな」の記載だった。
場所:
最終来訪日時:2022.9.11
参考文献:
・松山市教育委員会編『俳句の里 松山』松山市子規記念博物館,平成25(2013)年3月発行,p219
・河東碧梧桐著『碧梧桐句集 喜谷六花編』櫻井書店,昭和23(1948)年12月発行,p256
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