元日の雪降る城の景色かな
- 句碑 碧
- 2022年10月11日
- 読了時間: 1分
更新日:2023年12月19日
[表]
元日の雪降る城の景色かな 碧梧桐
[裏]
元日の雪降る城の景色かな 碧梧桐
河東碧梧桐《へきごとう》(一八七三~一九三七)
明治三七年新春の句。明治三六年の末から松山に帰省していた。元日に降る雪はその年の豊かな実りを寿ぐ吉兆である。「碧梧桐句集」より。
[説明]
平成20年3月建立。「松山城」や城下周辺に縁のある句が選ばれ、整備された。
句について、句碑裏の説明の通り碧梧桐は明治36年末から松山に帰省しており、年越し後、元旦に詠まれたもの。前書きに「元旦」とある。『碧梧桐全句集』に記載があった。
場所:
最終来訪日時:2022.9.11
参考文献:
・松山市教育委員会編『俳句の里 松山』松山市子規記念博物館,平成25(2013)年3月発行,p219
・瀧井孝作監修,栗田靖編『碧梧桐全句集』蝸牛社,平成4(1992)年4月(初版)発行,p198
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