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元日の雪降る城の景色かな

更新日:2023年12月19日

[表]

元日の雪降る城の景色かな 碧梧桐


[裏]

元日の雪降る城の景色かな 碧梧桐

河東碧梧桐《へきごとう》(一八七三~一九三七)

明治三七年新春の句。明治三六年の末から松山に帰省していた。元日に降る雪はその年の豊かな実りを寿ぐ吉兆である。「碧梧桐句集」より。


[説明]

平成20年3月建立。「松山城」や城下周辺に縁のある句が選ばれ、整備された。

句について、句碑裏の説明の通り碧梧桐は明治36年末から松山に帰省しており、年越し後、元旦に詠まれたもの。前書きに「元旦」とある。『碧梧桐全句集』に記載があった。


場所:



最終来訪日時:2022.9.11



参考文献:

・松山市教育委員会編『俳句の里 松山』松山市子規記念博物館,平成25(2013)年3月発行,p219

・瀧井孝作監修,栗田靖編『碧梧桐全句集』蝸牛社,平成4(1992)年4月(初版)発行,p198



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